日常から子どもたちがスポーツを心から楽しめる環境をつくる
中学校の外部指導員や少年団の監督・コーチとしてスポーツの指導に直接関わり、地域と学校で連携しながら子どもたちのスポーツ環境を支えています。また、昨今社会問題としても話題になっている部活動の地域移行にも向き合い、行政や学校とのコミュニケーションを円滑に行い、子どもたちにとってより良い環境を創出していきます。
実施内容
浦幌町立浦幌中学校サッカー部外部指導員
2021年度より浦幌中学校サッカー部の外部指導員として越膳が、顧問・副顧問の先生と連携して週4-5日程度指導を行っています。
浦幌サッカー少年団「浦幌Jr.レッドデビルズ」の監督
2019年より浦幌サッカー少年団「浦幌Jr.レッドデビルズ」の監督を円子が行っています。2022年度より中学校・少年団の9年間の繋がりを大切にするために、連携をスタート。中学校・少年団で分断するのではなく、一気通貫で子どもたちにとって、よりよいスポーツ環境を整えていきます。
指導者の声
浦幌中学校サッカー部外部指導員
越膳慧太
浦幌サッカー少年団 監督
円子亘
最初に伝えたいのは、子どもが興味を持って始めたサッカーに、指導者が関わることで、心からサッカーを大好きになってもらいたいという思いのもと活動しております。
そして、子どもがサッカー少年団で初めて出会う指導者は少年団の監督・コーチであります。
子ども達は純粋であるがゆえに、指導者の接し方一つで興味を持って始めたサッカーを嫌いになってしまう現実もあります。
それほど子ども達の未来に影響を与える立場として日々大切にしていることがあり、それは抑圧された環境では生まれない子どもの自由な発想を表現できる環境を構築すること、そして子ども達以上に指導者自身が学び続けることです。
学び続ける日々は時に苦しいこともありますが、サッカーを通して子ども達の笑顔を見るたびに、指導者だから感じられる喜びを楽しませてもらっています。
今は目の前にいる子ども達ですが、浦幌サッカー少年団を通してたくましく成長し、いつか様々な形で浦幌サッカー少年団に関われる未来を目指しております。
個人がいてチームがある、必ず誰かを支え、そして支えられながら、目標に向かって進む、調子が良くても急に怪我をしたり、いい流れでも急に失点したり。
時に理不尽なところもあるなどサッカーは、社会を生き抜く上で必要なことを学ぶことができる、素晴らしいスポーツだと思います。
しかしそんなサッカーの環境がなくなってしまう現状があります。
浦幌もその一つです。私は部活動の指導を地域の人に手伝って欲しい!という声をもらい、外部指導をする機会をいただきました。
指導の中で、ただサッカーをやるのでは無く、なんのために、誰のためにするのか、サッカーを通してどうなりたいのかと考えたり、世界観を広げることが、重要だと思って取り組んでいます。
難しい時代を楽しく生きていけるように、子どもたちと大好きなサッカーから日々学んでいけたらと思います。