うらほろらしいマラソンをアスリートと企業とまち全体で
浦幌町の子どもたちの「うらほろの魅力を再発見するマラソンをやりたい!」という想いが、うらほろマラソンを開催するきっかけとなりました。新型コロナウイルスが感染拡大し、子どもたちの学びの機会や町の伝統的な祭りが縮小・中止せざるをえない状況の中、「新たな1歩を楽しもう」をテーマに企画、実施しました。浦幌町が持つ雄大な景色を目指し、大迫傑選手監修のアップダウンが激しいコースを走る高校生以上を対象した15kmのマラソン。子どもたちに、1歩1歩努力を積み重ねることで得る充実感の素晴らしさを体感して欲しいと想い企画したキッズマラソンなど。世の中にある今までのマラソンとは一味違う新たなマラソンのあり方を、マラソンランナーの大迫傑選手と模索し共同企画・運営いたしました。
実施内容
ザ・ファースト
(6/19 8:00 ウォークスタート 69名、8:30 ランスタート 307名)
十勝管内の高校生以上を対象としたマラソン。
激しいアップ・ダウンを乗り越えながら、雄大な景色「昆布刈石」を目指す大迫傑選手監修のコースを走る・歩く。
当日は大迫傑選手もサプライズで最後尾から疾走。
キッズチャレンジ
(6/19 10:30 スタート 180名)
十勝管内の小学3年生〜中学3年生を対象としたマラソン。
自ら目標を定めて29日間事前トレーニングを重ねた上で大会当日を迎える、セルフトレーニングと当日ランを掛け合わせた形で実施。
子どもたちにとって、目標をもって努力を積み重ねる喜びを感じる機会にしたいと思い、新たなあり方に挑戦しました。
ゴールピクニック
(6/19 13:00スタート)
走り終わったあとの充実感を分かちあう時間として、DJによる音楽と飲食を楽しむ機会を創出。浦幌町で活躍する飲食店と十勝管内で活躍するキッチンカーが出店した飲食コーナーや、地元企業が職業体験コーナーなどを出店。大迫傑選手の特別トークショーも実施。
スタディアムレクチャー
(全6回 80名)
トップアスリートや専門家から「走ること」を入口に、トレーニング方法やメンタル、食事の摂り方など多面的に学ぶことができるオンラインレクチャーを実施(全6回)。全国のラン愛好者やスポーツをする子どもたちの保護者・指導者等が参加した。
第1回:「挑戦すること、新しい価値をつくること」マラソンランナー 大迫 傑
第2回:「楽に速く走るための走りの技術とトレーニング」スプリントコーチ 秋本 真吾、元アテネ五輪4✕400mリレー日本代表 伊藤 友広
第3回:「多様に繊細にアスリートを支える」アスレティックトレーナー 五味 宏生
第4回:「メンタルとパフォーマンス」順天堂大学 スポーツ健康科学部 客員教授 荒木 香織、元北海道コンサドーレ札幌 石川 直樹
第5回:「スポーツと食」アスリートフードマイスター 大迫 あゆみ
第6回:「多様な価値観と行動力」東京2020五輪100mハードル日本代表 寺田 明日香
協力アスリート・企業
大迫 傑
株式会社 I
株式会社 十勝大福本舗
参加者の声
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きつかったけど、楽しかったです。地元のランナーにたくさん会えるので非常によいマラソンだと思いました。(15kmラン参加者)
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途中のアップダウンがきつすぎて、諦めようと思った。でも、一歩一歩前に進めていくとゴールが見えて、誰か知らない人が「がんばれー!」って応援してくれた。諦めたいと思ったが、続けていくと人の温かさに触れることができた。いろんな意味を感じるマラソン、最高でした。(15kmラン参加者)
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15km歩けるか心配だった。でも、道中で会う人の応援に励まされなんとかゴールできた。久しぶりにやり切る充実感をえることができた。ありがとう。(15kmウォーク参加者)
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頑張って1kmだったところを、2km走りました!(キッズチャレンジ参加者)
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大迫さんと一緒に走れて嬉しかった!(キッズチャレンジ参加者)
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太平洋みられたときは感動した。応援も励みになりました。
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音楽祭のフェスのような巨大スクリーンやモニターがめちゃめちゃよかった!!
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目で見て自分の大会前にしてきた事がわかる、振り返られるのは良い経験になりました。(キッズチャレンジ参加者)
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参加した子どもが、「楽しかった」と何度も口にしていたことです。またどの子も笑顔で楽しんでいた様子が印象に残りました。
お客様アンケート結果
(アンケート実施期間 令和4年 6月20〜30日、回答数:200名)